明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年3月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウはマイナスの始まりで、途中プラス圏に浮上する時間帯もあったのですが、その後水面下での推移が続き、大引けでは±０までは届きませんでした。　実質調整の一日だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１０円高の寄り付きとなりました。　その後は１４９００円を下回るレベルでの一進一退が長く続きます。

　現物のお昼休みの間に１４９００円を上回りますが、ＳＱ前日と言う事もあってか、買いが継続する事無く、再び１４９００円を割り込みます。

　２時前後にもう一度高値に挑戦しようとしますが、どうしても届きません。　そうなると今度は下だと売りが優勢となり、一気にマイナス圏に沈みました。

　引けにかけても反発すらせず、大引けは１４７５０円の８０円安で安値引けとなってしまいました。

　中国の鉱工業生産が市場予想に届かなかった事で、円が買われたと言う苦しい理由が聞こえてきました。　中国株は下がっていないのに・・・。　ＳＱ前と言う理由が当てはまるかどうかは分かりませんが、買い手控えの中、売り方にきっかけを与えたようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　ＮＹダウは一旦大きく下げましたが、場中にプラス圏に浮上したり、引け際も買い方が有利な動きとなるなど、結果としてマイナスでしたが、目先底を打ったように見えました。　今夜は切り返す動きが見られるかも知れません。

　一方日経平均株価は、ＳＱ前日と言う事もあり、終日様子見が続き、引け際に需給バランスが崩れてしまったような結果でした。　安値は２５日移動平均線に支えられような形となり、２５日移動平均線は上向きですので、明日、高ければ良い形になりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＳＱ明けでアクが抜け、相場は上を向きそうです。　来週からは優待や配当取りの資金も入って来るでしょうし、重苦しい空気は、今日の雨が流してくれて、しだいに春がやって来そうです。

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