明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年2月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　前日の終値付近で寄り付いたＮＹダウは、右肩下がりの展開で、終日下げ続けた相場だったようです。　非常に弱い値動きで、あたり一面真っ暗な状況となりました。　ちょっと下げ過ぎのように思うのですが、底も見えません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下落して寄り付きました。　寄り付いた後は様子見相場で、１４２００円付近での推移となりました。

　１１時半頃に１４１１０円の安値を付け、その後回復に向かい、底を打ったのような動きを見せるのですが、１１時を過ぎた頃から徐々に下げて行き、午後になっても右肩下がりが止まりません。

　引けにかけても下落の流れは止まらず、終盤に更に加速する動きが見られ、大引けは１３９２０円の６４０円安で終了しました。

　今日も下落が止まりませんでした。　午後の相場で午前の安値を下回ってしまいましたので、小さなダマシと言う事になり、ＮＹダウ同様、底は見えませんでした。　週末の米雇用統計が悪いだろうと言う事を先読みした動きなのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウは一目均衡表の雲を一気に下抜けし、支えるものが何も無いような形になってしまいました。　２５日移動平均線との乖離率も－５％を超えて、あまり見ない状況となっています。　－５％の乖離を異常と見るならば、底打ちが近いと考えることができるのですが、今のところ反発の兆しは見えていません。

　一方日経平均株価も大きく下落し、２５日移動平均線との乖離率が－１０％を超えてしまいました。　昨年の６月１３日に－１１９１％と言うのがありますが、それに次ぐような数字です。　気になるのは、そのあとどうなったかと言う事だと思います。　その後、もみ合いながら上昇し、７月に上げが加速し、結局３分の２ほど戻しました。

　今回それが当てはまるかは分かりませんが、下げ過ぎていることは事実ですので、底は近いと思います。

　明日の日経平均株価予想は、反発予想です。　「夜明け前が一番暗い」と言う格言があります。　全てを売り切れば自然と戻ります。　今日の先物の引け際はそんな状況のようにも見えました。　明日は水曜日、今年負け無しの水曜日です。　期待してもいいんじゃないですか？

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