明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2014年1月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　下落と言っても小幅なもので、雇用統計直前にありがちな方向性の無い相場だったようです。　方向性が出るとすれば今夜の相場からです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　その後すぐに上を目指す動きが出るのですが、昨日比変わらずまでは届かず、相場は反転下落となり、１０時過ぎには１５７５０円まで下げてしまいました。

　しかし、米雇用統計前にそれ以上売り込む事も出来ず、今度は右肩上がりの展開に変わり、１２時半過ぎにはプラス圏に浮上しました。

　その後は再びマイナス圏での一進一退相場となります。

　引けにかけては、もう一度プラス圏に浮上し、大引けは１５９２０円の１０円高で終了しました。

　３連休前、米雇用統計前、難しい相場でしたが、僅か１０円でもプラスで終われたことを評価しないといけないのでしょうね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　積極的には買いにくい環境ですからね。　チャートもボリンジャーバンドの＋１σを割り込んでしまいましたが、今夜の雇用統計でどちらにでも行きそうな感じです。

　一方日経平均株価も調整中です。　こちらは米国市場と為替の風まかせのような市場ですので、調整やむなしです。　でも、出来高も多く、そこだけに注目すると先高観を感じます。

　来週火曜日の日経平均株価予想は、雇用統計前、３連休前なので、お休みします。　サプライズはトレンドの方向に出ると言う格言もありますので、良い結果になって欲しいものです。　トレンドは円安株高です。

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