明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年12月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは直近の安値を割り込み、２段下げのような形になってきました。　ＱＥ縮小は折り込んでいなかったのでしょうか？　ＱＥ縮小が有るのか無いのか、今のところ五分五分のようですので、とりあえず利食っておこうと言うような動きなのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　ＮＹ安より為替の円安を好感したようです。　やはり１０３円台になると、安心感が広がるようです。

　しかし、日経平均先物は下向きとなり、マイナス圏に沈んでしまいました。

　１０時を過ぎると落ち着きを取り戻し、再びプラス圏に浮上し、正午を過ぎると寄り付き値を上抜きます。

　１時半を過ぎた頃に、本日の高値１５５６０を付けましたが、午後は概ね１５５００円付近でもみ合う相場でした。

　引けにかけては少し乱高下し、大引けは１５４８０円の１１０円高で終了しました。

　本日のＳＱ値は１５３０３.１９円で、一時これを下回る時間帯がありましたが、引けではしっかりクリアしていますので、一安心と言ったところです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウはボリンジャーバンドの－１σを下回り、押し目と言うより下落の始まりのような形になりました。　しかし、雇用統計は改善していますので、景気の方向は上を向いています。　したがってＱＥ縮小を折り込む動きと考えられますので、そのうちに底が入ると思います。　他人事ですが、ここは買い下がりで良いのかも知れません。

　一方日経平均株価は上昇して終わりました。　すべては円安のおかげだと思います。　為替は新値をとってきて、ボリンジャーバンドの＋１σと＋２σの間で順調に推移しています。　１０４円や１０５円があるかも知れません。　昨年のような動きが見られれば、結構行きそうですよ。　「ＱＥ縮小＝ドル高」ですからね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＳＱを通過し、あとはＦＯＭＣです。　ＱＥ縮小はいづれあることなので、先読みしたドル買いが入ってきても不思議ではないと思います。

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