明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年12月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは最初のうちは前日の終値に絡むような場面があったのですが、後半ズルズルと下げる展開となってしまいました。　雇用統計前の最終売買と言う事で、リスク回避の売りが勝ったような感じです。　これで５日続落となり、２５日移動平均線も割り込んでしまいました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１５１００円で寄り付きました。　ここまで下げると１５０００円が意識されるところなのですが、寄り付き後は逆に上昇し、プラス圏に浮上しました。

　かといって雇用統計を前にどんどん上げて行くはずも無く、１５２００円付近でもみ合う事になりました。

　午後も同じような展開が続きます。　現物のお昼休みが明けると、一旦マイナス圏まで売られ、寄り付き値に接近しますが、１時半頃から反発が始まります。　どっちが主導したのかわかりませんが、為替も円安方向に動き始めていました。

　その後も適当に押し目を入れながら右肩上がりの相場が続きます。　引けにかけては本日の高値付近でもみ合いが続き、大引けは１５３１０円の１５０円高で終了しました。

　何故上がったのでしょう？　今夜の米雇用統計を控え、動かないのが普通です。　上昇を先読みした買いが入ったのか？　良くても悪くても株は上がると言う事なのでしょうか？　でも、雇用統計を受けて為替がどう動くのか、プロでもむつかしいはずなのですが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　前日の安値は割り込んでいませんが、５日続落したことで、１０月から始まったエリオットの第一波動が終了したようです。　今は第二波動の中にいますので、今後どこで底を入れて第三波動へ移行できるのか気になるところです。　今夜の雇用統計がきっかけで第三波動へ移行できると良いのですが・・・？

　一方日経平均株価は本日上昇したことで、２５日移動平均線割れは回避でき、米雇用統計に運命を委ねることになりました。　雇用統計を受けてＱＥ縮小となれば、金利に先高観が出てドルが買われます。　ＱＥ縮小がなくても為替は現状維持ですので、日本株にとってあまり影響しないと思いますが、時々なぜか逆に動いたりしますので、気になりますね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計を控えていますので、お休みします。　私的には勝手に上を想定しているのですが、どうなることやら・・・？

リンク