明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年11月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは一日を通して堅調な値動きで、終値で１６０００ドルに乗せて終了しました。　今後も期待できるような値動きです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、上昇の始まりとなりました。　為替の円安が進み、１０１円台に乗せてきたことも、追い風となったようです。　しかし、株式市場が始まる頃から円高方向に動き始め、日経平均先物も頭の重い状況となってしまいました。

　９時半を過ぎた頃から少し状況が変わり、上を目指す展開となり、寄り付き値を超え、１１時頃には１５６００円の本日の高値をつけました。

　午後も高値付近でもみ合う展開が続きますが、１２時半を過ぎた頃から下落が始まります。　為替も円高の流れです。　一気にマイナス圏に沈み、１５３１０円でやっと止まりました。

　その後は水面下の浅いところでのもみ合いが続き、時々プラス圏に頭を出すのですが、それ以上は買われません。

　引けにかけても同じような展開が続き、最後の最後でプラス圏に頭を出して大引けとなりました。　大引け値は１５４３０円の１０円高で終了しました。

　結果は１０円高だったのですが、日中は大きく上下する荒っぽい相場でした。　デイトレの方はうまくやれば結構おいしい一日だったのではないでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、ＮＹダウは１６０００ドルに乗せました。　しかし、前日の値幅の中での値動きだった為、実質的には高値は更新していません。　今夜上げればしっかりした上昇トレンドが続きそうなのですが、下げれば少し調整する可能性も残しています。　

　一方日経平均株価は、窓を空けて寄り付き、乱高下の結果、空いた窓を一日で埋める形になりました。　２５日移動平均線との乖離率も５％を超えていますので、今日のところは上出来だったのではないでしょうか。　急上昇の後には急降下が待っていることが多いので、適度なスピード調整は必要です。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　為替は少し調整しそうな感じなのですが、米国市場の上昇はあっても良いと思います。　１１月の最終週は強いと聞いたことがありますので、それに期待したいものです。

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