明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年11月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で終了しました。　ＮＹダウは続伸とはなりませんでしたが、最初のうちを除けば、ほぼ前日比変わらず付近で推移し、方向性のない展開だったようです。　高値もみ合いと言ったところでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い始まりとなりました。　しかし、すぐに右肩上がりとなり、プラス圏に浮上しました。　その後もう一度マイナス圏に沈む場面もありましたが、もみ合いながら上を目指す展開が続くことになりました。

　午後は現物の後場が始まる頃に急上昇があり、１４４２０円まで上昇し、これが本日の高値となります。　その後は１４３５０円付近でのもみ合いとなり、動かない時間が長く続きます。

　引けにかけても同じような膠着状態が続き、大引けは１４３５０円の１５０円高で終了しました。

　ＳＱ前の水曜日、波乱の多い日だったのですが、今回は下への波乱ではなく、上に振れました。　為替が円安に振れたことに助けられました。

　世間では食品偽装のニュースが連日飛び交っている今日この頃です。　誤表示と言っていますが、聞いた限りでは明らかに偽装だと感じます。　株価にはそれほど大きな影響は無いようですが、今後どのように進展して行くか分かりません。　2007年の船場吉兆は廃業に追い込まれましたからね。　あの時は警察が動きましたので、今回も警察が動けば要注意なのでしょうか・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　ＮＹダウは場中に１０月末の安値を割り込んだことで、少し不安は残りますが、下髭の長い形でボリンジャーバンドの＋１σの上に戻ってきました。　方向性は上のようですね。

　一方日経平均株価は上昇しました。　２５日移動平均線を再び上回り、弱気が少し剥げ落ちたようです。　ただ、まだまだトレンドが無い状況が続いていますので、買い急ぐところでは無さそうです。

　８月の安値、１０月の安値、本日の安値、この３点が綺麗に一直線上に並び、下値が決まったようなので、今度は上に振れる番です。　今後上値抵抗線をブレイクできるかどうかが問題なのですが、ブレイクできれば年末年始にかけて大きな上昇相場が見込めると考えています。　楽しみですね。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＳＱ前日の最終売買日ですので、神経質な動きが有るかも知れませんが、底堅い相場になりそうです。

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