明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年10月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは米財政問題で下落した後、しっかり反転し、もうかなり高いところまで戻ってきました。　今後９月の高値が抜けるのかどうかに注目が集まりそうです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄付きとなりました。　為替の円安も追い風となったようです。　しかし、寄り付き後は勢いがありません。　プラス圏での推移ではありますが、上にも下にも動けない小幅な一進一退の相場が続きました。　月曜ボケと言うような感じでしょうか。

　午後になると相場つきが変わります。　方向は上です。　１４３５０円付近でもみ合う時間帯を挟んで、２時前には１４４００円まで上昇しました。

　引けにかけても強い動きで１４４１０円まであり、大引けは少し疲れたのか、１４３７０円の２５０円高で終了しました。

　先週末に「おかしな動き」と表現しましたが、やはり本日、訂正の動きとなりました。　相場も時々間違うことはあるようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　ＮＹダウは昨年後半から上昇が始まり、今年の５月ぐらいからボックス圏相場に変わりました。　チャートの形はフラッグで、その後再び上昇することが考えられます。　ここから年末年始にかけて高い年が多いので、ボックス圏を抜ける最大のチャンスが近づいてきているようです。

　一方日経平均株価も上昇しました。　未だに１４０００円台でもたもたしていて、米国ほどの強さはありませんが、米国市場が上を目指すのなら、日経平均株価もついて行くはずです。　チャートは先週末の陰線に対して、その値幅の中で陽線となりました。　これをはらみ線（陰の陽はらみ）と言い、トレンド転換を示唆する形です。　明日以降が楽しみです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　新しい上昇トレンドが発生した可能性が高まっていますので、年末に向けて期待しても良いタイミングなのかも知れません。

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