明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年10月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは終日マイナス圏で、概ね横ばいの相場だったようです。　ＡＤＰ雇用統計の発表があり、予想を下回ったことを嫌気したようです。　政府機関の一部閉鎖が続き、週末の雇用統計が発表されないかも知れないと言う事で、とりあえず反応したようですね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　その後売りが優勢となり、１４０８０円まで下げますが、すぐに寄り付き値付近まで戻すというような乱高下相場となりました。

　１０時台になると、今度は買い方が優勢となり、プラス圏に浮上し、１４２３０円まで上昇しました。　しかし、本日の上昇もここまでで、その後は水面下の浅いところでのもみ合いが続きます。

　後半、２時を挟んで再び上昇し、午前の高値に挑戦しますが、並ぶのが関の山で引けにかけてもう一度水面下に沈んでしまいました。

　大引けは１４１４０円の５０円安で終了しました。

　日銀金融政策決定会合開催中の本日、終日方向感が無く、もみ合いの一日でした。　明日、日銀金融政策決定会合が終わり、通常ならお昼頃に結果が出てきます。　消費税増税に対して何か政策を出してくるのか？　今のところ何も無いと考えている市場関係者が多いようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　米国議会のゴタゴタが続いている以上、株は買えないですよね。　今後仮に上がる日があるとしても買戻しが入るぐらいで、相場反転には繋がらないでしょう。　こんな状態があと２週間ぐらいは続く可能性は高そうです。

　一方日経平均株価も方向性が出ない軟弱な一日でした。　米国の迷走、為替も円高方向にブレイクしてしまっていますので、何もしないで様子見を決め込んでいる投資家も多かったのではないでしょうか。　今は「休むも相場」の時期なのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値付近か、むしろマイナスで寄り付いて、午前中はもみ合いとなりそうです。　日銀金融政策決定会合の結果で、強力な政策が出てくれば上、何も無ければ下・・・と言うようなイメージを持っています。

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