明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年9月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　米国の財政問題が決着しない事を嫌気しているのでしょうか？　市場は不透明を嫌いますので、何も今、買わなくても良いと言うことなのでしょうね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下げて寄り付きました。　為替も９７円台になっていたことから、ドルも買えない状況のようです。　近いうちに決着するとは思いますが、デフォルトするかも知れないような通貨は買えませんからね。

　寄り付き後は様子見の投資家が多かったのか、１４５００円付近でもみ合う展開が続きます。

　１１時頃からは少し相場が変化します。　安いところから、右肩上がりの相場となり、１４５００円を上抜きました。

　現物のお昼休みは先物も休んでいたようなのですが、現物の取引が再開されると、再び右肩上がりの相場となり、１４６００円を上抜きました。　為替が少し円安方向に動いていたことが原因なのですが、その為替が１時を過ぎると逆に動いてしまい、日経平均先物も徐々に下落して行きました。

　引けにかけては更に急落の流れとなり、１４５００円を死守することが出来ませんでした。　大引けは１４４９０円の２５０円安で終了しました。

　為替はこれまで三角保ち合いを形成してきましたが、今回の円高でブレイクしてしまったような形になりました。　米国がこんな形でもたもたしているようなら、しばらくは上昇は望めないのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウは前日に上昇した分を消してしまい、更に下に突っ込んだ形です。　政治への催促相場になってしまったようです。　そうなれば、財政問題が決着するまでは反転は望めません。　２５日移動平均線まであと少しですが、それを割り込むのは必至のようです。

　一方日経平均株価もお付き合いです。　今週は調整の週になるかも知れませんね。　でも、日本人は買っているようで、ＪＡＳＤＡＱやマザーズは上昇していました。　外国人売りの日本人買いの構図だったようです。　明日、消費税増税が発表されるようですが、おそらく折り込み済みであまり影響は無いと思いますが・・・。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　ダウやナスの先物が下がっていましたので、日本市場はある程度折り込んでいますが、上昇するような材料は見当たらないようです。

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