明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年8月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　寄り付き直後から大きく下落し、その後反発のような動きは一切無かったような弱い相場でした。　何が好材料が欲しいところです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下落して寄り付きました。　為替も９７円台前半まで円高が進み、これも下げを手伝った形です。

　その後、少し戻しますが、米国市場の先行きが不透明な事や週末要因も加わって、一方通行的な戻しにはなりません。　概ね１３６００円を挟んでの一進一退が続きます。

　午後は為替が円安方向に動いた事もあって、少し戻し気味に推移し、２時前頃に１３７００円を超えますが、プラス圏までは戻しきれず、再び１３６００円台まで押し戻されます。

　引けにかけては１３６００円台でもみ合い、大引けは１３６７０円の１２０円安で終了しました。

　米国の下げが大きく影を落とした一日でしたが、ＱＥ縮小となれば好景気であることの証であり、ＱＥ縮小が無ければ今の政策が継続しますので、ここまで下げる材料にはならないと思いますが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下落しました。　ボリンジャーバンドの－３σを下抜けるという珍しい形になりました。　６月中旬に７５日移動平均線を割り込み、再び戻した経緯がありますので、これが再現すると仮定するのなら、絶好の押し目と言ったところでしょうか？　そして、一目均衡表を見てみると、今月初旬に雲がねじれ、そこから下落が始まりました。　その雲が昨日再びねじれていますので、今夜の反転に期待したいものです。　万一雲を下抜けてしまえば、調整が長引きそうですので、今夜は踏ん張り所です。

　一方日経平均株価は、一目均衡表の雲を下抜けてしまいました。　あまり良い形ではありませんが、見方によっては三尊底に見えなくもない形です。　三尊底を完成させるには、これ以上下げない事とネックラインを上抜く事ですが、今はとりあえず上値抵抗線をブレイクすることが大事です。　今日の上値抵抗線は１４０００円付近です。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ＮＹダウは短期的に下げすぎていますので、今夜あたりは一旦反発の動きが見られるのではないかと考えています。

リンク