明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年8月15日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは１００ドルを超える下落で、先行きが少し怪しくなってきました。　百貨店大手のメーシーズが今年の業績見通しを下方修正したことで、米国ＧＤＰの約７割を占める個人消費への警戒感が強まったと伝わっています。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、昨日せっかく乗せた１４０００円を大きく下回って寄り付きました。　為替が９８円を割り込む動きとなっていた事も安寄りの一因だったのでしょう。　しかし、株式市場が始まると、為替の流れが円安に変わります。　日経平均先物もそれにつられるように上昇し、１１時前には１４０００円まであと少しのところまで迫りました。

　しかし、その後再び急激な円高が始まり、日経平均先物は急落して行きました。　今日はジェットコースターです。

　午後は為替も落ち着き、９７円台後半で膠着状態になってしまいます。　日経平均先物も動きを止めますが、もみ合いながら少しずつ売り物に押される展開が続きました。

　引けにかけては１３７００円台で推移し、大引けは１３７９０円の２２０円安で終了しました。

　テレビでやってましたが、今日あたりからＵターンラッシュが始まるそうです。　猛暑、ガソリン高騰、大渋滞、大変です。　運転される方、ご苦労様です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウは幅の狭くなっていたボリンジャーバンドの－３σまで下げるような時間帯もあり、暗雲が漂ってきたような感じです。　ボリンジャーバンドの幅が狭くなり、エネルギーが溜まった状態ですので、今夜すぐに戻せば良いのですが、そうでなければ急落も視野に入れなければならないような状況です。

　一方日経平均株価も弱い状況です。　二日間上昇してきましたので、利食いが勝ったのか、為替より弱い動きのように感じました。　

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　米国が怪しい、為替も怪しい、そんな中で日経平均だけが上昇するのは無理なので、少し調整の期間が必要なのかも知れません。　明日の為替の場中の流れが気になります。

リンク