明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年8月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　出来高も少なく、方向性の決まらない状況が終日続いたようです。　夏休みですね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　昨日から始まった円安の流れが止まらず、９７円台に入ってきた事が大きく影響したようです。　その後も買いが優勢で、９時半を過ぎた頃には１３８００円をつけました。

　その後は少し調整し、１００円ほど下げてしまいますが、為替が横ばいだったことでそれ以上は下がらず、むしろ少しずつ下値を切り上げるような動きが続きました。

　午後も同じような動きだったのですが、１時半を過ぎた頃から上を目指す展開に変わります。　２時台に入ると上昇力は止まりますが、落ちてくる訳ではなく、高値圏での推移が続きます。

　引けにかけても強い相場は変わらず、大引けは１３８５０円の３４０円高で終了しました。　ちなみに現物の日経平均株価は高値引けでした。

　為替がやっと底を打ち、トレンドが反転したような動きになってきました。　夏の円高祭りは終わったのかも知れません。　しかし、チャートは大きな大きな三角保ち合いになっていますので、簡単に行くかどうかは不透明な状況です。　上値抵抗線は９９円付近です。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　ＮＹダウはしばらくもたもたした状態が続いていますので、ボリンジャーバンドの幅が更に狭くなってきました。　エネルギーがかなり溜まっていますので、動き出したら大きくどちらかに動きそうです。

　一方日経平均株価は、本日上昇した結果、ボリンジャーバンドの－１σを回復しました。　しかしトレンド転換の確証はまだありません。　一日も早く２５日移動平均線を回復し、上昇トレンドに転換して欲しいのですが、すべて為替任せの状況には変わりありません。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　為替の円安継続に期待、そして閑散に売り無しに期待したいものです。

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