明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年8月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅な上昇となりました。　概ね前日の終値付近での推移だったようです。　とりわけ大きな材料も無かったようで、皆さん夏休みだったようです。　ただ、「ファニーメイ」って覚えていますか？　２００８年の金融危機時に公的支援を受けた米連邦住宅抵当金庫です。　その「ファニーメイ」が利益倍増で、これまで受けた救済資金１１７１億ドルのうち１０５０億ドル程度の返済が完了するとしているそうです。　米景気悪化の象徴だったものが、いまや景気回復の象徴になっているようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きます。　そして上を目指す展開となり、１３７６０円（本日の高値）をつけますが、その後は売り優勢となり、一気に水面下に沈んでしまいます。　しかし、今日は下げ一方とはならず、再びプラス圏に浮上し、小高いところでのもみ合いに変わります。

　午後もその流れを引き継ぎますが、次の瞬間、一気にマイナス圏に沈みます。　その後は水面付近で行ったり来たり、２時を挟んで少し潜りますが引けにかけて再度上昇し、大引けは１３６７０円の５０円高で終了しました。

　今日は一日を通して売りも買いも続かず、方向性の無い展開が続きました。　明日からお盆休みの方も多いと思います。　今からポジションは作れませんよね。

　里帰りされる方、気をつけて帰ってください。　今年はガソリンが高いので、車での帰省は大変ですね。　かといって新幹線も混みそうですし、仕事より疲れるかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは小動きの一日でした。　２５日移動平均線に何とか引っかかっているような感じです。　そしてボリンジャーバンドの幅が日に日に狭くなり、エネルギーがかなり蓄積されて来ています。　今夜か来週早々に吹き上がるかも知れません。　楽しみです。

　一方日経平均株価は早くもお盆休み状態で、方向性が無くなってしまいました。　日経平均株価の場合はＮＹダウとは違って為替しだいですので、為替が動けばいつでも動きます。　今日はたまたま為替の動きが鈍かっただけと考えるべきなのかも知れません。　その為替も、今は息を潜めていますが、米国市場が吹き上がれば、本来の方向性（ドル高）を取り戻すと思います。　もう少しの辛抱では・・・？

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米国株高・円安ドル高に期待したいものです。　

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