明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月29日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅上昇しました。　ＮＹダウは日中ズーとマイナスだったのですが、後半右肩上がりの展開で、何とかプラスまで持ってきたと言うような相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　先週末から始まった円高の流れが止まりません。　９７円台は痛いところです。　その後は少しもみ合いますが、１０時半ごろに値位置をストーンと下げ、１３８００円付近でのもみ合いに変わります。

　午後も同じようなところでのもみ合いが続きますが、２時前頃から更に下に突っ込む動きとなります。　一度反発のような動きも見られたのですが、引けにかけて再度売られる展開となり、大引けは１３６００円の５３０円安で終了しました。

　それにしても激しい落ち方です。　先週末から約９００円ほど下げてしまいました。　雨の降り方も激しいようですが、株の落ち方も半端ない状況です。

　日本各地で豪雨の被害が出ているようです。　皆さんのところは大丈夫ですか？　運悪く被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。　地震や津波だけではなく、雨から命を守ることを考えなければならない怖い時代ですね。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは辛うじて上昇しました。　ＮＹダウはチャート的には下値を更新していますが、終わってみれば元の位置に戻ってくる状況です。　強いんだか弱いんだかよく分からない相場です。　相場は下げたがっているのに、誰かが買い支えているような感じにも見えてしまいます。

　一方日経平均株価は為替の円高にとって急落中です。　２５日移動平均線を割り込んでしまい、やばい状況になってしまいました。　２５日移動平均線はまだ上を向いていますので、次に２５日移動平均線を上抜いた時に買いを入れると言う考え方もありますが、今日の状況では上抜きそうにありません。　円高の流れが止まってくれないとどうしようも無いようです。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値と同じぐらいか、むしろ続落の確立が高そうです。　明日からＦＯＭＣが始まりますので、為替の流れが一気に変わることは考え難い環境です。　火曜、水曜がＦＯＭＣで、日本市場に何か影響を与えるとしたら木曜日の相場です。　週末に雇用統計がありますので、今週は休んだほうが良いのかも知れませんね。

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