明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは寄り付き直後は非常に強い動きで、１５６００ドルを超え、史上最高値を更新するのですが、売りに押されて値を消す展開となってしまいました。　後半も再度高値圏まで上昇しますが、やはり売りに押されて値を消してしまいます。　何故か１５６００ドル付近が重いようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅安で寄り付きました。　しばらくもみ合った後、１０時頃にかけて下落して行きます。　昨夜１００円付近まで円安となった為替は、今朝は昨日の値位置付近まで戻っていましたので、Neutralだと思うのですが・・・？

　しかしそれ以上は売られることは無く、少し戻してもみ合いの展開に変わります。

　午後は更に戻し、昨日の終値に迫るのですが、現物の後場の取引が始まると、再び下げる展開となってしまいました。　しかし、１時半を過ぎると、再び戻しに入ります。

　引けにかけては１４７００円台前半でもみ合いが続き、大引けは１４７３０円の５０円安で終了しました。

　昨夜一気に円安が進んだ為替ですが、１００円は重かったようで、戻ってきてしまいました。　今、再び１００円方向に動いていますので、今度こそ１００円に乗せて欲しいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちでした。　ＮＹダウは史上最高値を更新したのですが、派手な動きは全く無く、一歩ずつ着実に上を目指しているような動きに見えます。　しかし、多くの逆張り指標が過熱を示す数値になっていますので、日柄か値幅かの調整を入れる必要があるのかも知れません。

　一方日経平均株価は本日頭の重い展開でした。　今週は日柄調整中のようです。　値位置はボリンジャーバンドの＋１σ付近にあるので、そろそろ上に行って欲しいのですが、昨日もお伝えしたように騰落レシオが高いままですので、これが頭を押さえているのかも知れません。

　為替も三角保ち合い継続中ですので、こんな相場がもう少し続くかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、条件付で上昇予想です。　条件は、やはり為替です。　今、１００円に向かって動いていますので、明日の朝に１００円以上で戻ってくればと言うことになります。　あと、気になるのは、キヤノンが業績の見通しを下方修正しました。　キヤノンとその周辺銘柄をお持ちの方は対処が必要です。　これが全体に波及しなければ良いのですが・・・？

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