明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月23日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　上昇と言ってもＮＹダウは１.８１ドル高で、日柄調整が続いていると言ったほうが良いような値動きです。　途中、ザラバの史上最高値に迫る場面もあったのですが、そう簡単には抜けませんでした・・・残念。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　為替の円高が進んでしまい、９９円台前半になっていたことが影響したようです。　しかし、その後は買いが優勢となり、９時半頃にはプラス圏に浮上しました。　１０時半を過ぎた頃には更に上昇し、１４８３０円をつけ、これが本日の高値となりました。

　午後も強く高値圏でもみ合います。　１時を過ぎた頃に少し下げますが、その後は右肩上がりの展開で、２時半を過ぎた頃には、本日の高値１４８３０円に並ぶ場面がありました。

　引けにかけては高値から少し下げてしまいますが、大引けは１４７８０円の９０円高で終了しました。

　参議院選挙後２日目、為替には悩まされますが、堅調な推移と言っても良いのではないでしょうか。　下落説等、いろいろ聞かれますが、そのほうが相場上昇にとって良いのかも知れません。　全員が上を見たらそのときがピークになりますので。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは日柄調整が続いていました。　上昇の後、２日休みましたので、今後上を目指すのなら、そろそろ良い時期に来ているような気がします。　デトロイトは破綻しましたが、ＮＹダウが下げないのは、景気が回復している証拠だと思いますので、今夜あたり・・・そろそろ・・・？

　一方日経平均株価も堅調そのものの相場となっています。　一気に上昇すると、急落のリスクが高まりますので、少しずつのペースで継続して欲しいものです。　ただ、気になるのは騰落レシオです。　かなり過熱してきた上に、昨日１４０だったものが、本日は上昇銘柄が多かったのに１３３に下がってしまいました。　逆行現象でなければよいのですが・・・。　逆行現象がトレンド転換の前兆であることで有名なＲＳＩも、ここ数日、逆行していますので、少し気をつけたほうが良いのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　為替が三角保ち合いになっています。　今日のところ三角保ち合いの下限付近ですので、この三角保ち合いを継続させるのなら、明日は円安しかありません。　逆に円高方向にブレイクすれば、今夏の株高は期待できなくなってしまいます。　大きな流れは円安ですので、ここは何とか踏ん張って欲しいものです。

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