明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月22日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなり、時間と共に徐々に戻して行くのですが、あと少しのところで届きませんでした。　高値圏でありながら、場中に戻して行く動きは、強いと見たほうが良いのではないでしょうか。　まだ上がありそうですね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　参議院選挙で与党が圧勝した事のご祝儀のような寄り付きです。　しかし、突然為替が円高に振れます。　当然日経平均先物も急落し、一気にマイナス圏に沈んでしまいました。　特に円高になるような外部的な要因は無かったと思いますので、仕掛け的な動きがあったのかも知れません。

　その後は一方的な動きにはならず、乱高下する時間帯が続きます。

　１０時台に入って乱高下は収まりますが、トレンドは下を向いてしまい、右肩下がりの相場になってしまいました。

　午後も弱い値動きで、１４５００円台での推移となりますが、１時半頃からはトレンドが上を向きます。

　２時台も右肩上がりの相場となり、２時半過ぎにはプラス圏に浮上しました。

　引けにかけてもプラス圏での推移が続き、大引けは１４６９０円の４０円高で終了しました。

　昨日の参議院選挙で自公が安定多数を獲得しました。　これでいろんな法案が通りやすくなりますので、アベノミクスを前に進めて早期の景気回復を目指してもらいたいものです。　勝利に酔っている時間はありません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しましたが、前日に大きく上昇していますので、実際は高値もみ合いで、日柄調整の一日だったようです。　数日前からデトロイト市の破綻が伝えられていますが、今のところＮＹダウにはあまり影響をあたえていないようです。

　チャートのトレンドは上ですが、過熱している逆張り指標も多いので、少しもみ合うところなのかも知れません。　上がっても少しずつなのかも知れません。

　一方日経平均株価は為替に振られましたが、引けでは戻していますので、底堅いと言っても良い相場なのだと思います。　参議院選挙で与党が勝利し、ねじれ現象が解消されたことで、今後、外国人の買いが徐々に増えてくると思いますので、今年の夏は買い方にとって面白くなりそうです。　今夜のＣＭＥの動きに注目です。　参議院選挙の与党勝利を米国人が評価するのはここからです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　日経平均株価のチャートで先週末、包み線になっていましたので、少し心配だったのですが、今日の後半の値動きを見ていると、これから下落するような動きには見えませんでした。　ダマシであってもらいたいものです。

　アンケートフォームを設置しました。　明日の日経平均株価はどうなるか？ご意見をお聞かせ下さい。　株価は多数決で決まると言われています。　できるだけ多くの方が参加してくだされば、統計学上のサンプルとなるかも知れません。　勿論希望や期待もＯＫです。　コメント、性別、年齢、地域は入れなくても投票できます。　投票して頂ければ結果が見られるようになっています。　宜しくお願いします。

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