明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　上昇と言っても僅かなもので、前日の終値付近で終日もみ合ったような感じで、日柄調整の範疇を抜けるものではありません。　もう少しこんな状態が続くかも知れませんね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きました。　為替もやや円安になっていましたが、ほんの僅かな動きで、株価を持ち上げるほどのものでは無かったように思います。　しかし、その後もしっかりした動きで、上げ下げしながらも、少しずつ値位置を上に移す展開となりました。

　午後は１００円高付近の動きとなるのですが、現物の後場が始まる頃から下値を切り上げ始め、２時前には１４８００円を超えました。

　引けにかけては１４８００円付近でのもみ合いが続き、大引けはそのまま１４８００円の２００円高で終了しました。

　選挙前なのに、よく上げました。　ただ、分けて考えなければならないのは、選挙の与党勝利期待で上げたのでは無く、為替の円安分が反映されただけです。　選挙後どうなるかは、やってみなければ分かりません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　ＮＹダウは先週末から同じような値位置での推移となっています。　日柄調整を入れながら、２５日移動平均線の上がりを待っているような感じです。　上昇トレンドには変化はありませんので、もう少し待てば何とか上を向いてくれるかな？　なんて事を考えています。

　一方日経平均株価も上昇しました。　為替の円安の流れが続き、１００円に乗せてきましたので、これが援護射撃となったようです。　しかし、２５日移動平均線との乖離率が８％を超えてきていたり、ストキャスティクス・ＲＳＩ・ＲＣＩがかなり過熱してきていますので、少し調整を入れたほうが良いのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　当然選挙前と言う特殊要因で、上も下も限られるとは思いますので、小幅安程度で終日もみ合うと考えています。　明日、大きく上昇すると、選挙後に下げそうですので、そうならない為にも少し調整して欲しいものです。

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