明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付き直後は何とか前日比変わらず付近で耐えていたのですが、途中から耐え切れなくなりマイナス圏での一進一退相場に変わり、結局戻せずに終了しました。　高値圏に来ていますので、売り買いの思惑が交錯するのも仕方の無い値位置なのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替の円高が進み、早朝には９８円台に入った事も嫌気されたようです。　その後は動きません。　多少の上下はありますが、１４５００円を挟んだ一進一退の動きが続きました。

　午後も同じようなところでのもみ合いが続くのですが、１時頃から突然戻し始め、２時前にはプラス圏へ浮上する場面が見られました。

　２時台は水面下の浅いところでもみ合い、時折息継ぎをするように浮上しますが、頭を出すと叩かれるモグラ叩きのような推移となりました。

　引けにかけても同じような展開が続き、大引けは１４６００円の昨日比変わらずで終了しました。

　参議院選挙を控えて難しい相場となっています。　運動期間は今日を含めてあと４日なのですが、今回の選挙は盛り上がりに欠けるのか？　各候補の宣伝カーが少ないような気がします。　いつもならうるさいぐらいに名前の連呼が聞こえるのですが、今回はテレビの音が聞こえないと言うような事がありません。　ネット選挙の影響なのでしょうか？　それとも私とこの選挙区だけ？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　しかしトレンドが崩れた訳ではなく、軽い日柄調整の動きのように見えます。　今夜バーナンキ議長の議会証言があったり、各企業の決算発表が続々出てきていますので、ポジションを取りにくい時期なのかも知れません。　

　一方日経平均株価も、国内要因では動けず、為替の動きに振り回される状態です。　せっかく一目均衡表の雲を抜けたのに、勢いがつかないのはもったいないですね。　すべてはバーナンキさんの証言待ちなのかも知れません。　証言の内容しだいでは、為替が動きますので、我々個人投資家も気になるところです。

　明日の日経平均株価予想は、バーナンキさんしだいですので、予想は出来ませんが、為替の円安を希望します。　一目均衡表の雲を円安方向に抜け、もたもたしている状態です。　円高方向に振れればちょっと困ったことになりそうです。

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