明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　途中、崩れそうになる場面もありましたが、下げたら買いが入る好循環だったのか？　結果は４日続伸で、強い相場となりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、昨日比変わらず付近からのスタートとなりました。　為替はあまり動いていなかったので、もう少し上からのスタートを期待していたのですが、何故かそうはなりませんでした。

　少しもみ合った後、９時半頃からやっと上向きとなり、１０時半を過ぎた頃に、本日の高値１４５７０円をつけました。　しかし、その後は再び元に戻る展開です。

　午後は再度上を目指す動きとなりますが、上値は重く１時頃からは完全に下を向いてしまいました。　２時前後には急落のような動きが見られ、１４２７０円まで売り込まれる場面がありました。

　引けにかけては気が済んだのか、売りが途切れ戻しに入ります。　大引けは１４４３０円の３０円安で終了しました。

　ＳＱ前の水曜日、やはり波乱がありました。　２時頃はどうなることか心配しましたが、結果として軽度な波乱でした。　上昇トレンドの中での波乱だったので、この程度で終わったのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　一目均衡表の雲を上抜けし、６月の高値に迫ってきました。　そこを抜ければ次は史上最高値に挑戦なのですが、一気に行くより少し休憩してからのほうが良いかも知れません。　一気に行くと達成感から売りが出てきそうな気がします。　ＱＥ縮小も噂されていますので、それを少し折り込んでからでも・・・などと考えています。　今夜は少しお休みかな？

　一方日経平均株価は先にお休みしました。　２５日移動平均線との乖離率が８％を超えていましたので、今週はこの辺で十分でしょう。　明日はＳＱ前日ですので、あまり期待しないほうが良いかと思います。　本日の午前中に一目均衡表の雲を上抜けする場面がありましたが、再度雲の中に引きずり込まれました。　まだ早いと頭を叩かれたようです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　本日為替が円高方向に振れました。　円安トレンドが終わったと言うような根拠はありませんが、このあたり少し重いような感じです。　明日以降の動きで判断できると思いますが、今日のところは黄信号が点灯しているような気がします。

リンク