明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月8日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　雇用統計が良かったようで、寄り付きから高かったのですが、その後売り物に押され、一時マイナス圏に沈む場面がありました。　しかし、後半再び買いが優勢となり、終わってみれば続伸と言う結果となりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　米雇用統計を受け、為替が円安に振れた事も追い風となったようです。　しかし、その後の為替が円高の流れとなり、日経平均先物も１０時台にはマイナス圏に沈みます。

　その後は少しずつ戻すのですが、現物の後場が始まり頃から再び下落が始まります。押し目を入れながら綺麗な下落相場が続きます。

　引けにかけても反発は見られず、大引けは１４１００円の２４０円安で終了しました。

　米雇用統計は良い結果となり、為替が円安に振れた為、今日の相場はかなり期待していたのですが、結果はマイナスでした・・・残念・・・！

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、それまでのもみ合いのレベルを上方にブレイクしました。　「放れたほうに付け」と言う格言がありますが、上昇トレンドが発生した可能性が高くなってきました。　期待しても良いかも知れません。

　一方日経平均株価は弱い動きとなりました。　為替の方向は確かに円高でしたが、先週末のレベルより円安の位置での動きで、何もそこまで売らなくてもと言うような印象です。　チャート的には前日の陽線を完全に包んでしまう形、「包み線」となってしまいました。　包み線はトレンド転換を示唆する形ですので、少し気をつけた方が良いのかも知れません。　景気ウォッチャー調査の下方修正もあったので、短期の調整も視野に入れておく必要がありそうです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　今日の下げすぎの反動で、少し戻るのではないかと考えています。　包み線によってトレンドが変わったのかどうかは、明日の勢いで判断できるでしょう。

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