明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に独立記念日の為、お休みでした。　手掛かり材料不足だと思っていたのですが、欧州市場が大きく上昇しました。　ＥＣＢのドラギ総裁が、長期的に低金利を維持する方向性を示し、追加利下げの可能性も示唆した事を好感したようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　その後は方向性の無い相場なのですが、１４２００円を挟んだ値動きで、強い週末相場となりました。　為替も１００円に乗せていましたので、それも影響したのでしょう。

　午後も同じような値動きだったのですが、１時頃からしだいに下値を切り上げる動きとなり、２時半頃には１４３１０円をつけました。

　引けにかけても強い動きで、現物の取引終了後も高値を更新する動きが見られました。　大引けは１４３４０円の３５０円高でほぼ高いところで終了しました。

　相場は熱くなってきました。　強いですね。　相場が熱いのは良いのですが、気温も暑くなりそうな予報が出ています。　熱中症になる人が増えていると聞きますので、気をつけてください。　ビールは逆効果だそうですよ。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはお休みでした。　お休み明けの今夜は雇用統計の発表（日本時間21：30）から始まります。　それによって為替や株価が動くのですが、日本株が先に動いても良かったのでしょうか？　ＮＹダウやナスダックの先物も大きく上昇しています。　勇み足で反落なんて事にならないとよいのですが・・・。

　一方日経平均株価は強い動きでボリンジャーバンドの＋２σを超えてきました。　出来高が少なめなのが気になりますが、トレンドはしっかりした上向きです。　来週も期待したいのですが、スピード違反にならない程度に上昇して欲しいものです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計前なので、お休みさせて頂きますが、欧州から始まった株高を見ていると、単にイベント通過だけで、世界的に株価が上がりそうな流れのようにも見えます。

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