明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　寄り付きは弱い始まりだったのですが、時間の経過と共に株価は上昇し、半日立会いながらプラスで終了しました。　祝日前、そして雇用統計を控えて株が買われるのは、お国柄なんでしょうか？　日本では考えにくい現象です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、下落の始まりとなりました。　昨日の夕方に為替が円高方向に動いたのを反映したと考えるべきなのでしょう。　しかし、そのマイナス分はすぐに埋め、一気に１４１００円まで上昇しました。　

　しかし、今夜の米国は独立記念日の休日となる為、それ以上の買いは続かず、もみ合いながらの下降相場に変わります。　１１時台には再度マイナス圏に沈みますが、売りも続かないようで、今度は再び上昇します。

　午後は一進一退の相場が続き、米国しだいの日本市場を象徴するような値動きが続きます。

　±０を挟んでの一進一退が続いた後、引けにかけては少し売られ、大引けは１３９９０円の３０円安で、１４０００円を守ることが出来ませんでした。

　今日から参議院選挙が始まりました。　先日の東京都議会選挙の結果は自公圧勝で、参議院選挙も同じ流れとなる公算が高そうです。　自公が圧勝すれば、ねじれ国会は解消され、アベノミクスが加速し、株が上がる・・・と言うシナリオが想定できるのですが、誰でも想定できる事なので、市場にどれぐらい折り込まれているのか気になりますね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　ＮＹダウは鯨幕相場で、方向感が全く無い状況です。　もう少し上でこういう値動きをやってくれれば良いのですが、今のレベルでは２５日移動平均線の下ですので、２５日移動平均線は下を向いたままです。　今夜はお休みですので、次は雇用統計を受けた金曜日の相場です。　この日から方向性が出てきそうですね。　ＡＤＰ雇用統計は良い数字だったので、雇用統計も期待したいのですが・・・？

　一方日経平均株価は米雇用統計待ちで日柄調整中です。　一気に上昇して行くより、少し調整が入らないと上がりにくくなりますので、良い機会なのではないでしょうか。　今週はこんな感じでＯＫです。　来週の為にしっかり充電して欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、手掛かり難で方向性が出ず、今日と同じようなところでのもみ合いを予想します。　すべては来週からです。　週末は七夕ですので、夜空を見上げながら株価上昇をお願いしたいものです。

　子供の頃は笹の葉に願い事を書いた短冊を結びつけて・・・。　毎年そんな事をしたものです。　どんなお願いをしたのか全く覚えていませんが、「株価上昇」とは書かなかったと思います。

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