明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年7月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　最初のうちは調子よく上昇していたのですが、中頃から崩れ、マイナス圏まで売られました。　引けにかけては少し戻しますが、±０には至らなかったようです。　日足チャートでは、もみ合いの様相が濃くなってきました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きました。　昨日の予想通り為替が１００円を突破していましたので、この寄り付きは何だ！・・・と言うような不完全燃焼の印象です。　寄り付き後の動きも何となく弱く、上下に振られながら下落の流れとなりました。

　午後は少し持ち直しの動きが出て、１時前頃には±０にあと少しのところまで迫ります。

　しかし、今日の反発はここまでで、後は再び軟調な動きが続きとなってしまいます。　引けにかけても反発らしい動きは見られず、大引けは１４０２０円の１１０円安で終了しました。

　為替は今も１００円台をキープしていますが、１００円の恩恵は何も無い拍子抜けの一日でした。　米雇用統計を控えていますので、「１００円は喜べないよ」と言うことなのでしょうか？　米国の主な予定は、今夜ＡＤＰ雇用統計・半日立会い、明日４日、独立記念日、５日、雇用統計となっています。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　上記のようにいろんなイベントがありますので、思惑が交錯し、方向性が出ないようです。　５月の後半から始まった下げトレンドは今も継続中です。　イベントを通過するまで（今夜）は大きな動きは出ないと考えるべきでしょう。

　一方日経平均株価は、今日は為替よりも米国のイベントを気にしていたような動きでした。　ここまで上昇してきましたので、多少の調整は挟んだほうが良いのかも知れません。　流れは上ですので、慌てる必要はありません。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでの値動きを予想します。　上げても下げても小幅で、米国のイベント通過待ち状態です。　今週はそんな相場が続くでしょう。　動きが出るのは金曜日の米国市場の結果を受けて始まる月曜日からだと思います。

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