明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年6月25日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　寄り付き直後から大きく下げますが、途中から相場は反転し、底を打ったかのような値動きとなります。　しかし、終盤に失速し期待を裏切られたような結果となりました。　今一強気になれない状況です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、何故か小高い寄り付きとなりました。　ＣＭＥがあまり下げなかった事が原因だと思うのですが、為替もやや円高なのに・・・？　その後は軟弱な地合いとなり、一旦マイナス圏に沈みます。

　しかし、１０時前頃から、息を吹き返し、右肩上がりの値動きとなり、１１時前には本日の高値１３２４０円まで上昇しました。　その後は再び下降相場に変わり、現物のお昼休みも下落は止まりません。　値幅は知れていたのですが、為替が円高方向に動いた事に敏感に反応したようです。

　１時頃からは為替も落ち着きを見せ、日経平均先物は１２８００円付近でのもみ合いが続きます。　

　２時半を過ぎた頃の事です。　突然相場は上を向きました。　為替も確かに円安に動いたと言えば言えない事は無いのですが、それほどでは無かったと思います。　そして日経平均先物は、一時プラス圏に浮上する場面もありました。　引けにかけてはプラスになるのかならないのか、際どいところでの攻防が続き、大引けは１２９４０円の７０円安で、結局マイナスで終了しました。

　米国市場や、上海市場の下落が止まらない事を気にして、すっきりしない相場が続いています。　早く何とか落ち着いてもらいたいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウは一目均衡表の雲を下抜けてしまい下げが加速しそうなところまで下げてきてしまいました。　ボリンジャーバンドも－２σと－３σの間に綺麗に収まったような形で、まだまだ下があるようにも見えてしまいます。　ここらで何か、反転のきっかけが欲しいところです。

　一方日経平均株価も三角保ち合いのような形になってきました。　今の海外の状況が続くようならば、今週は今日のようなどっちつかずの相場が続きそうです。　為替の円安に淡い期待を描いていますが、２５日移動平均線の下で足踏みしているような状況が続いていますので、期待しないほうが良いのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じようなところでの値動きを予想します。　今月は無理かも知れません。　来月も選挙がありますので・・・・・難しい相場かも知れませんね。

リンク