明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年6月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　やはり売り玉がたくさん残っていたようです。　ＮＹダウは終日概ね右肩下がりで、反発の兆しすらありませんでした。　しかし、景気が回復してきているからこそのＱＥ縮小なので、長い目で見ればいずれ戻ってくるのかもしれません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下落して寄り付きました。　その後は１２８００円を下回るレベルでのもみ合いが続きます。　しかし、１０時半を過ぎた頃から少しずつ下値を切り上げる展開となり、午後からは１３０００円に接近します。

　１時半頃からは更に買いが優勢となり、とうとうプラス圏に浮上しました。　何故だかは分かりませんが非常に強い相場となりました。

　引けにかけては高値圏でのもみ合いが続き、その後更に買い進まれ、大引けは１３３７０円の３４０円高の高値引けで終了しました。　現物の日経平均株価より、１４０円近く高いところで引け、以前の強さが戻ってきたような引け方でした。　しかし荒っぽい相場ですね。

　日経平均および日経平均先物は大きく上昇しましたが、東証一部銘柄で、値上がり８５８に対して値下がり７５３と拮抗しているような結果でした。　先物主導で上昇したような感じですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下落し、ＮＹダウは一気にボリンジャーバンドの－３σ付近まで下げてしまいました。　相場が崩れたと考えるべきかも知れません。　今夜すぐに戻せば問題は無いのですが、下げ幅が大きかっただけに望み薄かと思います。　復活するには少し時間がかかりそうです。

　一方日経平均株価は見事に上昇しました。　１７日に引き続き、大陽線が出ましたので、かなり底が固まったような感じです。　こんな上昇の仕方を見てしまうと、怖くて空売れませんよね。　ＭＡＣＤも陽転しましたので、来週の相場が楽しみになってきました。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米国市場も一気に下げてきましたので、一旦下げ渋りの動きが見られそうです。（先は分かりませんが）　為替も本日ＭＡＣＤが円安方向に陽転しましたので、これも追い風となって欲しいものです。

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