明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年6月17日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　寄り付き後、プラスになる時間帯もあったのですが、後半マイナス圏でのもみ合いが長い時間続いたと言う結果だったようです。　先週は狭いレンジの中でのもみ合い相場が続きました。　Ｇ８首脳会議やＦＯＭＣを気にしているような感じでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　しかし、寄り付き直後の１２５４０円を底として、順調に右肩上がりで回復して行きました。

　午後は更に強さを増し、１時過ぎには１３０００円をつけました。　その後は少しもみ合いが続くのですが、終盤で本日の高値を超えました。

　引けにかけても強さは変わらず、大引けは１３０６０円の２９０円高で終了しました。　東証１部で１６００を超える銘柄が上昇し、結果的に全面高の一日となりました。　日本株復活のタイミングが来ているのかも知れません。

　明日とあさってＦＯＭＣが開催されます。（日本時間では２０日の午前１時半に声明発表、午前３時に経済見通し発表、午前３時１５分に記者会見と言うスケジュールが組まれています。　利上げは無いと思いますが、出口戦略に言及するのかどうかに注目が集まっているようです。　気になりますね。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＦＯＭＣを通過するまでは方向性の無い状態が続きそうです。

　一方日経平均株価は非常に強い相場となりました。　本日の為替の流れはＮ字のような動きだったのですが、株価は円安の流れが出ている時だけ好感し、円高の流れの時間帯は無視してもみ合いで切り抜けたような動きでした。　市場の雰囲気が少し改善しているように感じます。

　先週、一目均衡表の雲を下抜けてしまったのですが、本日再び雲の中へ戻ってきました。　今後、多少もみ合う場面もありそうですが、新たなる上昇相場がやってくる確立が高まったのではないでしょうか。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　Ｇ８開催中、ＦＯＭＣ前なので、派手な上昇は難しそうですが、安心して見ていられるような相場となりそうです。

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