明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年6月10日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　雇用統計を通過して高く寄り付いた後、更に上昇し、引けにかけても買いが優勢のまま終了しました。　久しぶりに強い相場となったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、窓を開けて高く寄り付きました。　為替も円安で、９８円台で推移していたことも追い風になったようです。　その後は少し下げ気味の推移となりますが、下げ幅は限られ、午前中はもみ合い相場となりました。

　午後ももみ合い相場なのですが、午前とは逆に少しずつ上値を追う展開です。　為替も緩やかに円安方向に流れていました。

　２時半を過ぎると上昇に拍車がかかります。　為替が急進したわけではありません。　新規の買いが入ったのか？　短期筋の買戻しが入ったのかは分かりませんが、引けにかけてどんどん上昇し、大引けは１３６２０円、９４０円高の引けピン高値引けで終了しました。

　今日は強かった一日でした。　幸先の良い週初のスタートです。　このまま順調に戻してくれればよいのですが、今週末にはＳＱがありますので、油断は禁物ですね。　日銀金融政策決定会合の結果も気になります。　黒田さん、何かやってきますかねぇ？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線を回復する強さを見せてくれました。　この動きは、新たなる上昇派の始まりを告げる狼煙のようにも見えますね。　今後に期待したいところなのですが、今夜は少し調整するかも知れません。　今回の上昇相場で２５日移動平均線を下回り、そこから何度も復活しています。　その時必ず起こっている事のひとつに、大きく復活した翌日は、必ず微調整しています。　今夜は少し安くなるかも知れません。

　一方日経平均株価も大きく上昇してきました。　終日強い動きで最後は高値引けでした。　ＮＹダウと違って大きく下げましたので、２５日移動平均線までは回復していませんが、一目均衡表の雲は上抜け出来ましたので、今後この雲が下値抵抗になってくれれば良いですね。

　明日の日銀金融政策決定会合の結果がどうなるのか？　反発したところを更に持ち上げるような黒田バズーカに期待したいところです。　水だけはかけないで欲しいですね。

　明日の日経平均株価予想は、米国短期調整で安く始まり、午前中はもみ合いを予想します。　日銀金融政策決定会合の結果は、早ければお昼頃に出てきますので、その後の動きは結果次第です。

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