明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年6月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　前半は前日比変わらず付近でもみ合っていたのですが、後半は力なく崩れてしまいました。　救いは引けにかけて少し戻して、下髭を付けた事ぐらいでしょうか。　まだまだ調整が続くかも知れませんね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い寄り付きとなりました。　その後は一進一退を繰り返し、振幅が徐々に小さくなる三角保ち合いのような値動きとなりました。

　現物の後場が始まった頃、突然吹き上がり、プラス圏に浮上します。　しかし喜びもつかの間で、すぐに相場は反転し、再びマイナス圏に沈みます。　あれよあれよと言ううちに株価はどんどん下がり、１３０００円に向かって急降下して行きました。

　為替もやはり円高です。　当然１００円を割り込み、９９円台で右肩下がりの状況でした。

　引けにかけても弱い状況は変わらず、大引けは１２９４０円の７１０円安で終了しました。　昨日は引けピンの高値引け、今日は引けピンの安値引け。　波乱はまだ終わっていなかったようです。

　現物の日経平均株価は何とか１３０００円を割り込むことは無かったのですが、下値を切り下げてしまいましたので、下落トレンドは続いているようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線に絡んだような値動きで、売り買いどちらにも体重をかけることが出来ないようです。　週末に雇用統計を控えていますので、仕方の無いところかも知れません。　今夜と明日はこんな動きが続きそうです。

　一方日経平均株価は昨日とは正反対の動きで、弱い弱い一日でした。　昨日円安方向に動いていた為替も、今日は円高方向の推移でしたので、円高に弱い日経平均が下がるのも仕方の無いところです。　

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米雇用統計を控えていますので、このまま円高が進むとは思えません。　ＮＹダウ同様、どちらにも傾けられないと言うのが正直なとことではないでしょうか。　こんな時は何もしないで「休むも相場」なのでしょうね。　今週は動けません。

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