明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年6月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは、ほとんどの時間帯は一進一退を繰り返す、方向性の無い相場だったのですが、引けにかけて買いが優勢となり、ほぼ高いところで終了しました。　後半の良い流れを今夜も引き継いでくれると良いのですが。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い寄り付きとなりました。　その後すぐに買いが優勢となり、プラス圏に浮上します。　しかし、昨日からの円高で一時９８円台まで足を突っ込んだ為替が気になったのか、再びマイナス圏に沈み、１３０６０円まで下落しました。

　１０時台に入ると相場は一変し、反転上昇に入ります。　現物のお昼休みの間は小康状態だったのですが、現物の後場が始まると、再び騰勢が強まり、右肩上がりの相場となりました。

　引けにかけてもだれることなく、大引けはピョンと跳ねるように高値引けとなりました。　大引け値は１３６５０円の４１０円高でした。

　今日の午前の安値をつけたあたりで、なんとなく「コツン」と音が聞こえてきたようです。　日経平均株価の安値が１３０６０.９４円、そして以前から申し上げていた下値目処の一目均衡表の先行スパン１は１３１２４.２９円です。　ほぼ、その辺で決着したようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　先週末の下落分をカバーできたわけではないので、これで安心と言うわけではありませんが、昨日の終わり方が非常に良かったので、今夜足りない部分をカバーしてくれれば一安心です。　期待したいところです。

　一方日経平均株価は、昨日とは打って変わって強い動きでした。　売らなければならない玉はすべて売り切ったような感じでしょうか。　今日一日だけの動きで、反転上昇が始まりますと言うのは時期尚早かも知れませんが、結構高い確率で上昇しそうな感じです。　１００円を割り込んでいた為替も、気が済んだのか、今は１００円を超えるところまで戻してきました。

　大波乱の相場だっただけに、高値まで距離が開いてしまいました。　これを一気に戻そうとすると無理がありますので、ゆっくりと回復して行ってもらいたいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　１４０００円付近までは早いと思いますが、そこから先は選挙も近づいてきますので、苦労するかも知れません。　その前に、今週末には米雇用統計がありますので、それも気になりますね。

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