明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月31日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　引けにかけて値を消す展開となりましたが、何とかプラスで終わることが出来たようです。　今もまだ、日柄調整中のようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　その後少し売りに押される場面がありましたが、１０時頃には１３９３０円の高値をつけます。　しかし、週末でもあることと、為替の円安の流れが止まってしまい、日経平均先物は一進一退の動きに変わります。

　午後は現物のお昼休みが明ける頃から下落が始まります。　しかし、マイナスになることは無く、１時前頃から切り替えします。　そして２時台後半には、午前の高値を狙う動きが見られましたが、引けにかけて再び売り崩され、本日の安値に並ぶ場面がありました。

　大引けは１３７００円の９０円高で終了しました。　結果的にプラスで終わりましたが、終日方向感がなく、一進一退に終始した週末相場でした。

　５月相場が終わり、月足が陰線になってしまいました。　連続陽線記録が途絶えたことより、上髭の長～～～いローソク足になってしまった事のほうが嫌～～～な形ですね。　

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは小幅に上昇しました。　積極的に買い進む材料が見当たらず、かと言って売り崩す材料も無いようです。　来週末の雇用統計まではこんな相場が続くかも知れません。　ボリンジャーバンドの上下の幅が少し狭まりつつありますので、一週間ぐらいはもんだほうが良いような気がします。

　一方日経平均株価は、今日は上昇しましたが、昨日の下げが大きかっただけに強い印象は感じられません。　まだまだ下があるのか？　昨日の安値が底なのか？　今のところ、さっぱり分かりません。　為替も１０１円付近でもみ合っていますので、再上昇するまで、もう少し時間がかかりそうです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、調整予想です。　今日と同じぐらいのレベルでもみ合うか、むしろ下げる確率のほうが高いのではないでしょうか。　昨日申し上げた下値めどの１３０００円は一目均衡表の先行スパン１のことです。　一目均衡表の先行スパン１は日々上昇していますので、時間をかける事で底値が近くなります。　来週は調整の週となりそうです。

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