明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　ただ、日中の値動きは方向性が無く、終日一進一退を繰り返すような相場でした。　前日の上昇分を消しただけのことで、日柄調整中と考えても良いと思います。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１４０００円で寄り付きました。　今日も安い始まりです。　為替も円高で、１００円台に入ってきました。　寄り付き後も元気が無く、一旦下に突っ込むのですが、為替が突然円安方向に動き、それに合わせるように日経平均先物も戻しに入り、１４０００円台に戻します。

　しかし、その後はもみ合いながらも右肩下がりの展開で、再び１４０００円を割り込んでしまいました。

　午後も午前の弱い地合いを変えることが出来ず、じわじわと下値を追う展開が続きます。　２時を過ぎると更に売りが優勢となり、１３５３０円まで下げてしまいました。

　引けにかけては少し下げ渋る動きとなります。　反発と言う言葉を使うほどでもないのですが、少し戻して１３６１０円の５９０円安で大引けとなりました。

　連日弱い地合いが続いています。　米株安、そして円高で、下げることは想定内だったのですが、それらの材料以上に下げすぎのような気がします。　売りが売りを呼んでいるような悪循環の売りスパイラルです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しましたが、終値でボリンジャーバンドの＋１σ付近に位置していますので、トレンドには変化はありません。　しかし、来週末に雇用統計が控えていますので、その辺りまでは動かないかも知れません。

　一方日経平均株価は弱い動きです。　リスク回避の動きで、売らなくても良い株まで売っているような感じです。　一昨日反発したところの安値を下回りましたので、２段下げの動きとなってしまいました。　ここからは底値を探る展開となりますが、値ごろ感から買いが入ってきても良い頃かも知れません。　円安株高が国策ですので、近いうちに反発すると仮定すると、ここからは買い下がりのスタンスと言うのも有りかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　為替の方向が円高方向を向いてしまいましたので、これが止まってくれないとどうしようも無いでしょう。　私の下値予想は１３０００円付近です。　あまり当たらないんですけどね。

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