明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月27日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で終了していました。　最初のうちは結構下げていたのですが、しだいに右肩上がりの相場となり、ＮＹダウはプラス圏に浮上し、ナスダックはあと少しのところまで戻したと言うような動きでした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　その後、もみ合いながら少し下げますが、先週末の安値を割り込むことなく、１０時頃から反転し、１４３１０円まで戻しました。

　しかし、今日のところはそれ以上は無く、その後は１４２００円付近でもみ合う時間が続きました。

　午後も同じようなところでのもみ合いが続きます。　何か支援材料が欲しいところなのですが、今夜の米国市場はお休みですので、手がかりがありません。

　引けにかけては少し売りが優勢となり、大引けは１４０３０円の５８０円安で終了しました。

　先週大きく下げた影響で、買いの意欲がなくなっているようです。　為替が円安か横ばい＝株高と言う方程式は少し違ってきているようです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でした。　今は日柄調整中のようです。　ボリンジャーバンドの＋１σ付近で足踏みしていますので、今は上昇トレンドは続いていると判断しても良さそうです。　しかし、ＭＡＣＤが陰転しましたので、少し気になっています。

　一方日経平均株価は本日も大きく下げてしまいました。　終値で２５日移動平均線を割り込み一時の強さは全く感じられない相場となっています。　前回２５日移動平均線を割り込んだのは４月の上旬で、その時はしっかり戻しましたが、今回はどうなることやら・・・。　しかし、本日安くなりましたが、先週末のザラバの安値を下回らなかったことが救いで、これが反転の兆しになればよいのですが・・・。

　明日の日経平均株価予想は、手掛かり難で今日と同じようなところでの値動きとなるでしょう。　あとは為替しだいです。　アベノミクスが本物で、今後も円安が続くのであれば、そろそろ反転するタイミングは近そうです。　為替は２５日移動平均線を下回ってはいませんので、円安トレンドは続いています。　期待したいですね。

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