明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　特に暴騰するわけでもなく、一歩一歩着実に上を目指している感じです。　日経平均もＮＹダウのようになると良いのですが・・・？

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は７０円高で寄り付きました。　その後も買いが優勢で、じわじわ上昇して行きました。　今日も強い地合いです。　大口の売り方が全く参加していないような感じです。

　１１時台、１２時台は概ね横ばいの動きだったので、今日はこのあたりで落ち着くかと思っていたら、１時台に上値にチャレンジするような動きとなり、２時前には、とうとう一気に吹き上がりました。

　その後は勢いがついたようで１５７００円を超えるところまで上昇しました。　強すぎますね。

　引けにかけては少し売りが出たようで、値を消す動きとなり、大引けは１５６７０円の２７０円高で終了しました。

　今夜はバーナンキ議長の議会証言があるそうです。　そろそろ出口戦略の話が出てくるのでしょうか？　出口戦略＝利上げ＝円安＝日本株上昇となるのですが、米国株は一旦下げるかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　ボリンジャーバンドの＋１σと＋２σの間に位置し、順調な上げ方です。　２５日移動平均線との乖離率も３％程度なので、過熱感も無いようです。　今夜、出口戦略の話が出なければ、もう少し上がありそうな感じです。

　一方日経平均株価は、はっきり言って上げすぎです。　２５日移動平均線との乖離率も、とうとう１０％を超えてしまいました。　他の多くの逆張り指標もかなり過熱しています。　テクニカルは通用しない相場が続いていることは分かっていても気になるところです。

　しかし、全面高かと言えばそうでもなく、東証１部銘柄では、値下がりの方が多かったのも事実です。　循環物色で、今は日経平均採用銘柄の指数に影響しやすい銘柄に人気が集まっているようです。

　明日の日経平均株価予想は、一応上昇予想としておきますが、今夜のバーナンキ議長の議会証言しだいで為替が動きますので、気をつけてください。

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