明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月20日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　日中は堅調な動きが続き、後半は更に上昇すると言うような強い相場だったようです。　史上最高値圏にあるにもかかわらず、警戒心も無く、有り余った資金が流れ込んでいるようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１５３００円の１１０円高で寄り付きました。　先週末の海外時間で１０３円台になっていた為替が、日本時間に入って１０２円台に戻ってしまったのですが、株は元気のようです。

　その後少しもみ合うのですが、時間の経過と共に下値を切り上げる動きとなり、１５４００円に迫る動きが見られました。

　午後も強い動きで１５４００円に迫りますが、どうしても達成できません。　今日のところはお預けのようです。　その後は全く動かなくなり、１５３５０円付近でのもみ合いが長く続きました。

　引けにかけても膠着状態が続きますが、引け際に買いが優勢となり、１５４００円を達成しました。　大引けは１５３９０円の２００円高で終了しました。

　引け際に買いが優勢になると言うことは、明日も上がると考えて買いを入れているのかも知れません。

　５月の月例経済報告で、景気は「緩やかに持ち直している」として、基調判断を２カ月ぶりに上方修正したようです。　「景気回復＝株高」ですので、どこまで上がるか分かりませんが、今後もアベノミクスに期待したいものです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは強い動きとなりました。　ボリンジャーバンドの＋２σにからんだ動きで順調に上昇しています。　米国も「景気回復＝株高」となっているようです。

　一方日経平均株価も強い動きで、こちらもボリンジャーバンドの＋２σにからんだ動きとなっています。　スピード違反気味に推移していますが、誰にも止められない感じです。　近いうちに為替は１０５円、日経平均は１８０００円と言うような声も聞かれますが、大きな押し目が無いので、乗れない投資家もおられるのかも知れません。　しかし、本当に１８０００円を目指すのならば、どこで乗っても良いと言う事です。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　２５日移動平均線との乖離率が９％を超えています。　スピード違反の取り締まりに引っかかり、一回休みとなるのでは？

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