明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　日中はプラス圏で推移する時間帯が長かったのですが、引けにかけて売りに押され、ズルズルと下がって行きました。　ＦＲＢとして今夏にも金融緩和縮小に着手することは可能との当局者発言を受けて下がったと言うことだそうです。　景気が良くなってきたのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安い寄り付きとなりました。　その後少し乱高下しますが、９時半頃からは順調に上昇し、昨日の終値付近まで戻しました。　午後も強い動きとなり、右肩上がりの相場が続きます。

　為替はそれほど動いてはいませんでしたが、円高方向に振れることが無かったことで、安心感が出たのかも知れません。　為替が止まっていれば株は買われると言うことです。

　引けにかけても強さは変わらず、大引けは１５１９０円の１２０円高で、引けピンの高値引けとなりました。　昨日下げた分をすべて取り戻し、昨日の高値（年初来高値）と方を並べて終了しました。　思ったより強い動きでした。

　一昨日からの新興市場の下げも、とりあえず止まったようで、落ち着いて相場を見られる週末でした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しましたが、下げ幅が知れていますので、上昇トレンドには何ら影響を与えた訳ではありません。　ＱＥ３の出口戦略は、いずれ有ると思いますが、それは景気が回復した証拠のようなもので、一時的に下げてもすぐに回復して行くでしょう。　金利上昇＝株価上昇は、歴史が証明しています。

　一方日経平均株価も強さが戻り、終値ベースで年初来高値となりました。　まだまだ上がありそうです。　長い期間、上昇が続いていますので、本当は少し休んだほうが良いと思うのですが、かなりお金が余っているようで、なかなか止まりませんね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　昨日の下値不安は、本日打ち消されましたので、再び安心感が出て、買いが優勢となりそうです。　今後も異次元の株価上昇が続きそうです。

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