明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月15日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。　寄り付きがその日の安値圏、大引けがその日の高値圏、ほぼ丸坊主に近いローソクの形で、強い印象を受けました。　もう少しもむと思っていたのですが、意外と早い立ち上がりです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１５０００円を上回って寄り付きました。　為替も昨夜１０２円台に乗せる動きとなり、日経平均先物が上昇する条件がそろった形です。

　寄り付き後も強い動きが続き、１０時台には１５１００円を上回り、これが本日の高値となりました。　その後、現物のお昼休みの時間帯はもみ合いが続き、お昼休みが終わると、今度は逆に値を消す展開となります。　しかし、寄り付き値は下回らず、１時半頃からは戻し始めます。　下げたところはすかさず買いが入るようです。

　引けにかけては高値圏でのもみ合いが続き、大引けは１５０９０円の２９０円高で終了しました。

　それにしても強い相場なのですが、東証１部で１０００銘柄以上が下落するなど、２部、マザーズ、JASDAQ指数はそろってマイナスでした。　日経２２５採用銘柄が買われて、それ以外の銘柄が下落と言うことは、外国人が買って日本人が売ったと言う構図が見えてきます。　日本人は１５０００円に乗せた事で相場は終わりだと判断したのでしょうか？　これって、どちらかが間違っていると言うことなので、どちらに軍配が上がるのか、明日以降に答えが出そうですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、新しいステージがスタートしたような感じです。　景気回復は米国が一番早いと言われていますので、それを折り込む動きなのでしょう。　それが順調に行くと、いよいよ天井が見えなくなりますね。

　一方日経平均株価もすばらしい上昇を見せています。　今日は外国人買いの日本人売りでしたが、大きく上昇しましたので、外国人が勝ったと言う事です。　円安株高は国策で、今のところ米国は黙認してくれています。　したがって外国人が買いそうな銘柄はまだ上があると見ても良いのではないでしょうか。　日本人の弱気の虫は無視して、王道銘柄で勝負したいところです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　しかし、スピード違反と言うのも事実ですので、上値の重い展開となるかも知れません。　本当は少し調整してくれたほうが良いのですが・・・。

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