明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月13日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは一進一退で、マイナス圏で推移する時間帯が多かったのですが、引けにかけて急上昇し、プラスで終えることが出来たようです。　日米だけでなく、世界的に株は高いようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　９時前に為替が１０２円台に乗せる場面が見られましたので、これも好感したようです。

　その後１４８００円付近で少しもみ合いますが、９時半過ぎ頃から徐々に上昇し、現物の前引け前には１４８６０円の高値をつけました。

　午後も同じようなところでのもみ合いが続くのですが、１時前頃から為替が円高方向に動き出します。　それにつられるように日経平均先物も軟調な値動きに変わります。

　プラス圏ではあるものの、値を消す展開が２時半頃まで続きます。　引けにかけては少し戻し、何とか陰線だけは回避し、１４８２０円の１６０円高で終了しました。

　為替が１００円を突破してから、加速しているようです。　三角保ち合いを上抜けし、一旦狭まったボリンジャーバンドが広がってきました。　非常に良い形で今後も円安の流れが続きそうです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、終値での史上最高値を更新しました。　派手さはありませんが着実に一歩一歩登っているような感じで上昇しています。　派手な上昇は不安になりますが、このような上昇なら安心して買えそうな雰囲気を作っているのかも知れませんね。

　一方日経平均株価は派手な上昇となっています。　テクニカルは通用しない相場であることは分かっていても、気にはなりますよね。　特に２５日移動平均線との乖離率は８.４６％となり、今回の相場で２番目に大きい数値となっています。　他にも多くの逆張り指標に売りシグナルが点灯し、そろそろここらあたりが・・・などと言う声も聞こえてきています。　しかし、最高値で売り逃げることは不可能なので、下げ始めるまで待っていても良いように思います。　個別株の買い玉を手仕舞ったあとに、本格的な上昇が始まった・・・なんてことは良くあることで、私も何度も経験しています。　売りは難しいですね。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　世界的に調子が良すぎますので、この辺で一息入れて、下値を固めてから１５０００円に挑戦するぐらいの余裕が欲しいところです。

リンク