明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　しか～し・・・為替が１００円を突破しました。　もう少し時間がかかると思っていましたが、朝起きてびっくりしました。　寝ている間に一気に突破したようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して寄り付きました。　その後１４５５０円付近でもみ合いとなるのですが、１０時半頃から上昇し、１４６００円を超えました。　為替も１０１円台を付け、円売りドル買いの流れが止まりません。

　午後も強い動きです。　為替が１００円の壁を突破したことで、今後も円安の流れが継続すると仮定すると、下手に売りから入るのも怖いところですね。

　２時台は少し弱含む場面もありましたが、引けにかけて再び騰勢が強くなり、大引けは本日の高値１４６６０円の高値引け、引けピンとなりました。

　さすがに１００円の壁を突破すると、安心して買いが入るようですね。　本日のＳＱ値は１４６０１.９５円で、最初のうちは幻のＳＱだったのですが、即日それを超えてゆく強い強い相場となりました。

　為替が今後どこまで行くのか分かりませんが、バブルの時はたしか１２５円ぐらいだったと思いますので、その辺りまでは視野に入れても良いのでは・・・言い過ぎ？？？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しましたが、短期の調整ではないかと考えています。　雇用関係の指標が改善されていますので、まだ、もう少し上がありそうです。　世界中にお金が余っている状況ですので、期待したいところです。

　一方日経平均株価も非常に強い相場で、本日も当然年初来高値をつけました。　今後どうなるかは外国人の動向しだいとよく言われますが、為替の方向を考えると、お金が余ってれば日本株を買いたくなるでしょうね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想なのですが、２５日移動平均線との乖離率が８％に迫っていますので、強弱入り乱れたいつもの月曜ボケ的な値動きになるのではないでしょうか。　ちなみに今回の相場で乖離率の最大は、大発会の日の９.４５％でした。

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