明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年5月2日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　朝方発表された米指標は軒並み、景気失速の兆候を示したほか、一部企業の決算は失望感を誘う内容となった（ロイター）と伝わっています。　しかし、ＦＲＢは現行の緩和政策を維持する方針を示しましたので、下げたところに買いが入る可能性を残していると考えることも出来そうです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　為替は若干円高かな？と言う程度だったので、ＮＹの下げ分を反映したのかも知れません。

　寄り付き後は少し戻し加減の動きとなりますが、後が続かず、寄り付き値の１３７５０円付近まで下落し、もみ合いの動きに変わります。

　午後は少しずつ切り下げる動きが見られ、１時頃から下げが加速してしまいます。

　その後は１３６４０円でダブルボトムをつけ、引けにかけて反発し、大引けは１３７１０円の９０円安で終了しました。

　明日から４連休に入ります。　ＧＷ明けは安くなると考える投資家の売りがやはり出てきました。　下がる前に外しておこうと思う心理は当然なのですが、逆に引け際に買いも入っていました。　空売りの買戻しなのか、新規の買いなのかは分かりませんが、反発したのは事実ですので、お先真っ暗と言うほどでも無いのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　少し長めの陰線ではあるものの、２５日移動平均線の上に位置していますので、今夜戻せば何の問題もありません。　しかし、逆の目が出ると少し怪しくなってきますので、注意も必要です。

　一方日経平均株価は本日続落し、ボリンジャーバンドの＋１σを割り込んでしまいました。　４日連続で下げていますので、タイミング的にはそろそろと言いたいところなのですが、明日からは残念ながら４連休です。　

　明日の日経平均株価予想は、連休前、そして週末には米雇用統計も控えていますので、お休みします。　米雇用統計を受けて為替がどういう反応をするのかが気になるところですね。　そして来週末はＳＱがあります。　短期は難しい相場が続きそうですね。

　ＧＷ後半、いろいろ計画されていることと思います。　あなたにとって価値ある連休となりますように。

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