明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年4月23日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは、場中にマイナスになる時間帯も多かったのですが、後半上昇し、何とかプラスで終わりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０円安の１３５５０円で寄り付きました。　為替が１ドル１００円を超えることが出来ず、もたもたしています。　１００円を超えると加速するのでは等と言われていますが、この心理的な壁はかなり重いようです。

　日経平均先物は一旦下げた後、回復に向かい、９時半を過ぎた頃にはプラス圏に浮上します。　しかし、今日の上昇はそこまでで、１０時半頃からは下落の流れとなりました。

　１１時頃からは円が買われる流れが強まり、９８円台に入ってしまいました。　そうなれば日経平均先物が上がるはずも無く、マイナス圏での推移となってしまいました。

　午後は少し回復し、昨日比変わらずまで戻しますが、それ以上の買いは続かず、小幅安での推移が続きます。

　引けにかけても低迷が続き、大引けは１３５４０円の２０円安で終了しました。　為替の１００円はかなり重いようで、何かのきっかけが欲しいところです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは小幅に上昇しました。　大きく反発してくれれば、今後も上昇してゆく可能性が高まったと思うのですが、この結果では、どちらに振れても不思議ではないような中途半端な値動きに見えます。　今夜の相場終了後にアップルの決算が控えていますので、軟調な相場も予想できます。　アップルの株価は下げ続けていますので、出尽くしになれば良いのですが・・・？　アップルはナスダック市場ですが、ＮＹダウ市場のマインドにも影響を与えますので、気になるところです。

　一方日経平均株価は高いところをキープしています。　場中に９９円台から９８円台に入ってきた時に、思ったほど下げませんでした。　為替を横にらみと言うスタンスには変化は無いものの、以前ほど敏感ではなくなってきたような印象を受けました。　今後はＮＹ市場と為替の両にらみの相場になって行きそうです。

　明日の日経平均株価予想は、今日と同じぐらいか、むしろ下げ気味に推移するのではないかと考えています。　為替が日足でダブルトップを形成したかもしれないのと、週末の日銀金融政策決定会合が気になります。　日銀は今回は何も無いと言うのが主流ですが、ここで追加があればサプライズとなります。　どうなることやら。

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