明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年4月22日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは最初のうちはマイナスが続き、弱いながらも方向性の無い展開で、結果的に何とかプラスまで戻せたと言うような危なっかしい相場でした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して寄り付きました。　Ｇ２０で日本がいじめられることは無く、むしろアベノミクスを評価されたようで、為替が１００円まであと少しのところまで円安が進んだことが原因です。

　しかし、１００円まであと少しのところで動かなくなってしまいます。　日経平均先物も寄り付き付近で足踏み状態となり、１３６００円付近で長いもみ合いが続きます。

　午後になっても動きません。　１時半頃に少し値を下げますが、どんどん下げてゆくような弱い相場では無いようで、すぐに止まってしまいます。

　引けにかけても大きな動きは無く、大引けは１３５６０円の１９０円高で終了しました。

　日経平均株価、日経平均先物共に今月のＳＱ値である１３６０８.１９円を場中に抜く場面がありました。　ＳＱ当日は幻のＳＱとなったことで、それ以降少し頭の重い展開が続いていました。　終値で抜いて欲しかったのですが、今日のところはそうは行きませんでした。　今後終値でＳＱ値を抜くためには、為替の１００円台が必要なのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは何とかプラスで終わりました。　前日まで暗雲が垂れ込めているようなイメージでＮＹダウを見ていましたが、今は何となく底が入ったようなイメージで見ています。　株価は２５日移動平均線を割り込み、下げの始まりのような見方も出来そうですが、先週末の下髭が長かったことも有り、今夜の動きに期待しています。

　一方日経平均株価は為替の円安のおかげで、年初来高値をつけました。　今日の場中に１ドル１００円を見たかったのですが、１００円手前に壁があるような感じです。　日本時間では無理なのかも知れません。　今夜の米国時間で何とかなれば明日の日経平均も高いのは確実ですので、欧州時間や米国時間に期待しています。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　「国策には逆らうな」「Ｇ２０に逆らうな」と言うことで、今日は期待の塊のような予想です。　早い段階で１００円をつけないと、本当に抜けなくなってしまいますので、早いうちに・・・？

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