明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年4月8日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　雇用統計が予想よりも弱い内容だった為、寄り付きから下落しました。　しかし、時間が経つにつれて回復してゆく展開で、終値はマイナスではあったものの、その日の高値圏で引けました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して寄り付きました。　為替が９８円台に乗せていましたので、これを好感した形です。

　しかし、その後は上値を追うことなく、徐々に値を消す展開が続きました。　為替も横ばいで、方向性は無い状態です。

　午後は少し戻し、１３１５０円付近でのもみ合いとなります。　凪のような全く動かない状況が続きます。

　引けにかけて、更に戻す動きが見られ、大引けは１３２１０円の４００円高で終了しました。

　それにしても強い市場になりました。　これが何時まで続くのか？　どこまで上昇するのか？　誰にも分かりません。　今は株価に順張りでついて行くしか無いようです。　下手な空売りは怪我の元なのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　しかし、マイナスながらも日中上昇していましたので、雇用統計の弱さは寄り付きで折り込み、視点は他のところに移った感があります。　したがって、今後の上昇は期待しても良いと思いますが、もう少し時間がかかりそうです。

　一方日経平均株価は強い動きで、本日も終値で年初来高値を取ってきました。　為替も円安が進み、いよいよ１００円が見えてきました。　この分なら近いうちに行きそうなのですが、１００円と言うとやはり大きな大きな心理的な壁でもありますので、一気に抜き去るには無理があるかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、続伸と言いたいところなのですが、今週はＳＱの週と言うこともあって、上値の重い展開が予想できます。　為替によって持ち上げられた相場ですので、為替が壁に当たれば株価ももたもたするかも知れません。

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