明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年4月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　しかし、結果的にプラスだっただけで、今夜に控えた雇用統計を前に一進一退を繰り返したと言うほうが当てはまるかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大爆発の寄り付きでした。　ＮＹダウやナスダックはどちらでもよく、昨日の金融緩和をきっかけに始まった円安の大きな流れが影響したようです。

　寄り付きは１３１６０円で、一気に甘利超えを達成しました。　しかし、寄り付き直後の値段を高値とし、少し下げますが、１３０００円の甘利ラインを割り込むことなく、もみ合いが続くことになりました。

　午後も１３１００円付近でのもみ合いが続きますが、１時を過ぎた頃から利食いに押されたのか、甘利ラインを割り込んでしまいます。

　２時台に入っても下げは止まりません。　９７円台に入っていた為替が円高方向に反転し、９６円台前半まで戻ってきたことも影響したようです。

　引けにかけても下方への流れは止まらず、大引けは１２８１０円の９０円高で終了しました。　マイナスにはならなかったものの、後味の悪い終わり方でした。

　黒田相場は一旦終了し、来週からは米国と為替を気にする相場に戻るのでしょうか・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　高値もみ合いではあるものの、今夜の雇用統計が気になると言ったところでしょうか？　ボリンジャーバンドの幅が更に狭くなってきました。　今夜の雇用統計を受けて上下どちらにでも動けそうです。

　一方日経平均株価は続伸しました。　しかし、後半に下げてしまった為、上髭の長い陰線となってしまいました。　一気に上がってきた為、利食いもかなりあったことと思います。　そして雇用統計もありますので、イベント控えの売りも出ていたのかも知れません。

　日経平均株価は最大でボリンジャーバンドの＋３σまで上昇していましたが、終わってみれば＋２σまで戻ってしまいました。　＋２σなのだから、あまり贅沢は言わないほうが良いのかな？

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計直前なので、控えます。　しかし、為替の大きなトレンドは、まだまだ円安ですので、日本株はまだまだ上があると思いますよ。

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