明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年4月4日

明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想（予測）することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想（予測）できます。　そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想（予測）します。

本日の日経平均先物の動き

日経平均株価	12,634.54円	+2.20％
日経２２５先物（日中）	12,720.00円	+2.91％

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　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　寄り付き直後はプラスだったのですが、時間の経過と共に値を消す展開となり、終日右肩下がりの相場だったようです。　これで一昨日の上昇分がなくなりました。　高値警戒感からの売りが出ていたのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安い寄り付きとなりました。　その後は更に売られ１２０７０円まで売り込まれます。　しかし、本日は日銀金融政策決定会合の結果が出てきますので、一方的な下げ相場とはならず、緩やかに戻して１２２００円を回復します。　下に動けないのと同様に、それ以上上にも行けないような感じです。

　１１時頃からは１２１５０円付近で様子見に入ります。　出来高も減少し、凪のような相場が続きます。

　日銀金融政策決定会合の結果が伝わったのは１時半を過ぎた頃でした。　９２円台で様子を見ていた為替が一気に円安方向に動きます。　日経平均先物もそれに合わせるように上昇が始まります。　

　東証１部で値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回っていたのですが、その数が一気に逆転します。

　引けにかけても上昇の勢いは衰えず、大引けは１２７２０円の３６０円高、高値引けで一気に年初来高値を取ってきました。　現物の日経平均株価も１２６３４．５４円の２７２．３４円高でやはり高値引けでした。

　やりましたね！　黒田新総裁。

　これまでいろんな予想があり、折り込み済みではないかと言う意見も多くありましたが、実際に出てきて株・為替が反応したと言うことは、やはり異次元の緩和だと言う結論のようです。