明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年3月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付き直後に史上最高値を更新し、強い動きとなりますが、途中から失速し、マイナス圏での推移となってしまいます。　なんとなく上値が重くなってきたような感じでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安い寄り付きとなります。　昨夜のうちに為替の円高が進み９３円台になっていたことも重石となったようです。　しかし、日本の時間に入って、戻す動きが見られた為、日経平均先物も安より後、少し戻し気味で推移しました。

　しかし、その流れも長続きせず、１２４５０円付近でもみ合う展開に変わりました。

　午後も同じような地合いが続きますが、１時台に入ると下方向に振れ、寄り付き直後の安値まで下げてしまいます。

　２時台に入ると少し戻しますが、引けにかけてもう一度売りなおされ、本日の安値を切ってしまいます。

　大引けは１２３７０円の１４０円安で終了しました。　なんとなく嫌な終わり方でした。

　現物の日経平均株価は先物より１００円程度上にありますが、明日は配当の権利が落ちますので、先物の値段にサヤ寄せしてきます。　権利が落ちた分を明日中に取り戻せればよいのですが、今日のような終わり方だと、少し心配になってきます。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは下落しました。　ＮＹダウは一昨日、ボリンジャーバンドの＋１σを回復していましたが、再びそれを割り込んでしまいました。　ＭＡＣＤはすでに陰転していますので、少し怪しくなってきたのかも知れません。　今夜再び上昇すれば良いのですが、下落するようだと要注意です。　このところＮＹ離れしたように見える日経平均ですが、為替が止まっている以上、ＮＹの影響は避けられないと思います。

　一方日経平均株価はＮＹ株安や為替の円高の影響を受け、下落してしまいました。　戻りを試す場面もありましたが、結局安値圏で終了していますので、一時期の勢いは感じられません。　相場も疲れてきているようだし、ここらで一回調整が入るのかも知れませんね。

　明日の日経平均株価予想は、配当の権利が落ちますので、とりあえずマイナスからのスタートとなりそうです。　今夜のＮＹが大きく上昇し、為替が大きく円安に振れれば高い寄り付きとなる可能性もありますが、キプロスの問題も残っていますので、今は考えにくいと思います。　明日の動きしだいで今後の方向性が見えるかも知れませんので、寄り付きが安いからと言って安易に買わないほうが良いかも知れません。　寄り付き後の方向性をしっかり判断したいところです。

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