明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年3月15日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　市場最高値更新で非常に強い動きとなっています。　心理的な節目である１４５００ドルに乗せましたので、今夜の動きが気になります。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　為替は９６円付近での一進一退を繰り返しています。

　寄り付き後も買いが優勢で、１２４５０円まで上昇します。　しかし、ここが抵抗帯だったようで、どうしても抜けません。　すると今度は反転し、寄り付き値を割り込んでしまいます。　

　だからと言って今の相場は、少し下げれば買いが入る相場ですので、すかさず切り返す動きとなりました。

　午後も上昇トレンドが続き、現物のお昼休みが明ける頃には午前の高値を抜き去ります。

　心理的な壁である１２５００円まで上昇し、その後は少し下回るレベルでのもみ合いが続きます。

　引けにかけても高値もみ合いが続き、再度１２５００円をつけますが、大引けは１０円だけ届かず、１２４９０円の１６０円高で終了しました。

　黒田東彦新日銀総裁が正式に決まったようで、２０日からスタートするようです。　市場の答えはＹＥＳのようで、週末にもかかわらず日経平均株価は高値引けでした。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇し、非常に強い相場となっています。　いくつかの逆張り指標に売りシグナルが点灯し、そろそろ天井では・・・？　などと言う考えもあると思いますが、空売りすれば持ち上げられてしまいそうな恐怖も付きまといます。

　一方日経平均株価も強い動きで、今はＮＹ同様空売りしにくい状況です。　株高は国策ですので、大きな流れには逆らわないほうが良いでしょう。　甘利さんの目標株価は、たしか１３０００円だったと思いますので、そのあたりまでは押さないかも知れませんね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　今はトレンドに逆らわず、素直について行くだけと言うのが正解なのでしょう。

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