明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年3月12日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　最初はマイナス圏の攻防だったのですが、途中から右肩上がりの相場で、大引けは更に上昇すると言うような強い相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　為替も９６円台後半まで円安が進み、株価上昇のお膳立てが整っていました。　その後も買いが優勢で、１２４００円まで上昇しますが、そこが今日の高値となってしまいます。　為替の円安の流れが止まり、逆流し始めたのが痛かったようです。

　９時半ごろには一旦とまり、少し戻しましが、戻りきれません。　しばらくもみ合った後、午後からは売りが優勢となり、１時頃にはマイナス圏に沈んでしまいます。

　引けにかけても元気は無く、安値圏でもみ合った後、大引けは１２２６０円の３０円安で終了しました。　このところ連騰が続いていましたので、たまにはお休みも相場の為だと割り切るべきかも知れません。

　深海にあるメタンハイドレートから、天然ガスの採取に成功したそうです。　1606日本海洋掘削などはストップ高となっていたようですが、実際に商業化できるのは２０１８年頃のようです。　まだ５年も先の話なのですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しました。　少し押したらすかさず買いが入ってくる強い相場です。　ローソク足は７陽連となり、先高を暗示しています。　しかしいくつかの逆張り指標に売りシグナルも点灯していますので、一旦押しが入っても不思議ではありません。

　一方日経平均株価も出だしだけは好調でした。　こちらも連騰が続いていましたので、為替が少しでも円高に動くと敏感に反応したようです。　２５日移動平均線との乖離率も大きかっただけに、過熱を冷ます意味では良い調整となったのかも知れません。　しかし、まだ６％台なので、もう一日調整があるかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　しかし、あまり下げてはくれないかも知れません。　これまでも高値警戒感から下げる場面が多々ありました。　しかし、深押しはせずに少し下げたらすかさず買いが入る相場が続いてきました。　今回もそんな形になるかも知れませんね。　為替のチャートのボリンジャーバンドは、開き始めたところですので、もう少し円安がありそうな形です。

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