明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2013年2月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは一昨日大きく下げた分の半値あたりまで戻した形です。　これで下げは終わったかどうか？　断定は出来ない状況です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の終値付近で寄り付きます。　為替は深夜に円高方向に振れていましたが、日本の時間帯に入ってから、戻していましたので、為替はNeutralで、米国株高の恩恵は無かったと言うことになります。

　その後の日経平均先物は、下方向に動きます。　為替が再び９１円台に入ったことが原因でしょう。　今日も米国よりも為替だけを見ている状況が続いているようです。　１０時台に１１３００円を割り込みやっと止まり、その後は底堅い動きとなりました。

　午後は弱いながらも戻し基調になり、押し目と見た買いが入っていた様子でしたが、２時台に入るともう一度売りが優勢となり、一気に午前の安値を割り込んでしまいました。

　引けにかけても元気は無く、大引けは１１２６０円の１５０円安、本日の安値圏で終了しました。

　イタリアの金融不安、連立なのか再選挙なのか、その筋道が見えるまで円安は見込めそうにありませんね。　少しお休みかな？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しましたが、なんとなく２５日移動平均線に頭を押さえられたような形です。　２５日移動平均線は僅かですが上を向いていますので、今夜上抜けしてくれれば一安心、そうでなければ売りが加速しそうです。　日本市場は米国市場を見て見ぬふりをしていますが、いつ売りの言い訳に使われるか分かりませんので、しっかりして欲しいものです。

　一方日経平均株価は続落で、しかも安値引けでした。　安値引けと言う事は、底を打っていないと考えるべきで、明日も安い可能性が高いと言うことになります。　今のところ２５日移動平均線を割り込んではいませんので、下落トレンドに入ったとは言えませんが、やばいところまできています。　これを押し目と見るのか、下落の始まりと見るのか、難しい場面です。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　昨日満月でしたので、潮目が変わったのかも知れません。　ここで買うには勇気が要りますね。　私はたぶん様子見にしそうです。　２５日移動平均線を割れたら空売りも有りかな？

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